デジタル写真館

「デジカメで月を撮る」

しし座流星群 2001



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(pic01)Jpeg50k+79k

 1999年のあの騒ぎは、一体何だったのでしょうか。テンペル・タットル彗星が近日点を通過してから、もう3年も経つというのに、今頃、大流星雨が降るなんて。 それでも、お祭り騒ぎが大好きなイノさんとしては、ほおっとく訳にもいきませんで。それに2年前には、寒い中を、マンションの屋上で長時間ねばった末に、申し訳程度に火球を二つばかり見せてもらっただけだったし。
 1時間に8,000個は見えるなんていう予想(これは本当は、5分あたりの最大瞬間風速を時速に引き直したものらしい)まで出てしまっては、もう見るしかないでしょう。
 しかし、真夜中になっても東京の空は雲だらけ。雲量8前後か。おいおい、これじゃあ2年前とおんなじじゃないの。と、ぼやきつつも、どうせなら多摩川の川原まで行って写真撮ってやるっ。

 来てみてびっくり。川原は人でびっしり。花火を上げる若者までいる始末。おいおい。
 寒さに震えながら、レリーズを握り締めて、2時間耐えた結果がこれだけです。殆ど雲しか写っていないのですが。
 同じ長さの明るく短い線は星です。3分間に動いた距離だけ線になっています。やや赤みを帯びた、引っ掻き傷のような、或いは栄養不良のオタマジャクシのような線が流星です。
 本当は、100や200は見えたと思うのですが、写真にはかなり明るいものしか写っていません。


(pic02)Jpeg55k+75k

(pic01) 11/19/01 03:06頃
(pic02) 11/19/01 03:46頃

(pic03) 11/19/01 03:52頃
(pic04) 11/19/01 04:02頃


(pic03)Jpeg54k+71k

 


(pic04)Jpeg53k+80k

[データ] アサヒペンタックスMZ-5、SIGMA DL28-300mm(28mm使用)。
      F3.2(開放)、バルブ約3分、FUJICOLORスペリア1600使用。
      エプソンGT-8700Fで取込み。
      撮影場所=いずれも多摩川左岸、河口から25.0km
      (2001年11月19日)

[参考] この際、流星群についてもう少し勉強してやろうという人には、
     T_Tatekawa氏のAstro Linkが役に立つでしょう。

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